今回は、昨年8月末にOCNモバイルONEで購入したRedmi Note 10 Proを手放したことについて書いていく。
この端末、かなり安価で手に入った割に、それなりに高価な価格で手放すことができた。
おそらく、安価な価格で売り出したMVNOに多くの購入者が殺到し、すぐに売り切れてしまったことが原因だと思う。
端末のみの正規価格は34,800円だったが、未使用や新品同様の中古は3万円を超える価格で取引されていることもあった。
ということで、私もその波に乗ろうと思って出品してみたものの、そこまで高価な値段で手放すことはできなかった。
- 私がRedmi Note 10 Proを手放した理由
- そもそもなぜ私がRedmi Note 10 Proを購入したのか
- Redmi Note 10 Proを買って手放して、出ていったお金と戻ってきたお金
- 結局の結論
私がRedmi Note 10 Proを手放した理由
せっかく買ったスマホを、新品とそれほど変わらない状態で手放そうと思ったこと自体、私としては初めての経験だった。
実質4ヶ月しか使っていない。
このRedmiNote10Proを私が手放そうと思ったのはいくつか理由があって、
・性能が思ったよりも低かったこと
・カスタムROMが少なすぎたこと
・充電時や、外に持ち出したときにあまりにもバッテリー温度が高温になりすぎること
・9~11月の外出時には100%フリーズしたこと(多分端末温度上昇か、カスタムROMの不具合が原因)
・カメラの性能があまりにも低すぎたこと
などだ。
これからRedmi Note 10 Proを買おうとしている人がいるなら、気をつけたほうが良い。結局、安物でSoC性能も高くないの端末を買うということは、何かしら我慢を強いられることにつながる。
ここで改めて学んだのは、スマホは2年くらいは使いたいのに、たったの1,2万をケチらないほうが良いということだ。
これは当然のことで、すでに今までの経験からわかっていたとはいえ、今回は完全に油断した。RedmiNote10Proが良い端末だと信じ込んでしまったことが原因だ。
また、カメラの性能に関しては期待していたわけではなかったが、過去に所有していたMi 9T Proと大して変わらないか場合によっては劣るくらいの性能だったのでガッカリした。
そもそもなぜ私がRedmi Note 10 Proを購入したのか
このRedmi Note 10 Proという端末を見つけたとき、私はかなりいい端末だと思った。
それは、SoCがSnapdragon730以上の性能を持っていたからだ。そして、その他性能も、所持していたMi9Tと比べて正常進化だと思った。
今まで、Essential PhoneやXiaomi Mi 9Tなど、この程度の性能でもなんの問題もなく使ってくることが出来ていたが、時代は変わったらしい。
アプリは重くなり、ウェブサイトも重くなっているのだろう。Snapdragon732は性能が低いとは言えないのかもしれないが、全てをスムーズに動かすことは出来なかった。
また、このRedmi Note 10 ProはMi9Tと同じOLEDだったし、画面もさらに大きい。カメラも、評価を見る限りでは良いと思った。電池容量も大きかったし、イヤホンジャックもついている。しかもステレオスピーカーである。
端末スペックだけを見れば、とても期待できる端末だった。
しかし、蓋を開けてみれば、である。
結局、安かろう悪かろう、ということだ。
安かった点では、同じように安価だったMi9T。このMi9Tはそんなに端末性能は悪くはなかった。
確かに、Mi9TはMi9TProと比べたら充電時のバッテリー温度が上がりやすいのは間違いないが、そこまでひどくはなかった。
少し話は逸れるが、私が所有したことのある端末の中で最も冷えたのはBlackShark2である。次いでRedmi K40、Mi9TProといったところか。Essential Phoneは何もしていないのに冬は勝手に冷え、夏は勝手に超高温になっていた。その割に充電時はバッテリー温度は全く冷えない。温度的には最悪と言える端末だ。
さて、話を戻すが、スペックだけでスマホを選ぶと落とし穴に落ちることがある、ということだ。
安すぎる端末は注意したほうがいい。もちろん、それよりも高価な端末は持たないということなら、知らぬが仏ととらえることも出来るだろうが。
しかし、このブログをいつも読んでくれているような方は、Redmi Note 10 Proは選ばない方が良いかもしれない。というだけの話だ。
世の中には、お金を出すだけ無駄、という端末も存在する。Redmi Note 10 Proはお金を出すだけ無駄と言えるほどひどくはないが。
Redmi Note 10 Proを買って手放して、出ていったお金と戻ってきたお金
買ってすぐは、このRedmi Note 10 Proを手放す気持ちもなかったのでずっと使おうと思って大切に扱っていた。もともと私は多くのものを大切に長く使うタイプの人間なので、スマホも傷つけるようなことはあまりないのだが、どうでもいいと思った瞬間にいい加減な使い方になってしまう。
例えばXperiaZ2は風呂で水没させて画面タッチが部分的に壊れるし、同じくM4aquaは踏んでディスプレイが割れた。
今まで傷なく使っていたスマホがそうなるのだから恐ろしい。
今回は、どうでもいいと思ったとほぼ同時に、売ればいいと思えたので傷をつけずに済んだ。そうは言っても、外に持ち出すときの扱いはある程度いい加減になって履いたが。
ということで、Redmi Note 10 Proはいくらで売れたのか。
Redmi Note 10 Proをいくらで買ったかはこちらの記事に書いた↓
OCNで購入しているので、初期手数料等や、端末購入ブラックリストに載らないように1年は使い続けるつもりで、その金額も全て含めて計算して、
約19,611円だった。
また、このRedmi Note 10 Proを購入と同時にMi9TProとZenFoneMAXProM1を手放して、11,000円になった。
そして、売値。
ほぼ傷もなく、新品同様とは言えないが文句を言われる筋合いはない程度にきれいな状態で手放せた。
Redmi Note 10 Proは2万円前半で売れた。
そして、たぶんここまで読む前から気がついていたと思うが、儲かってしまった。
しかも、Redmi Note 10 Pro購入額には1年分のOCNモバイルONEの基本使用料も含まれている。
Redmi Note 10 Pro購入のために手放したMi 9T ProとZenFone MAX Pro M1の売却額を含まなくても、プラス数ヶ月程度はOCNモバイルONEを使えることになる。
ただ、もうOCNモバイルONEを長く使わなくてもいい気もしてきた。今後OCNからスマホを安価に買う予定はないし、ブラックリストに載ったところで特に問題もないと思っているからだ。
理由として、ここで安価に売られているスマホは(私の基準では)まともな端末でないことが多く、買っても私自身が満足できないことが多いと予測できる。
わざわざ1年以内に解約することはしないが、docomoの電波がいらないと感じるなら1年経ったら解約することにしたい。
Redmi Note 10 Proを購入して若干後悔していたが、全く損をしていないことだけは良かった。タダで(というかむしろ儲かって)1機種使えたのだから全く問題はない。
しかし、OCNには申し訳ないことをしたとも思っている。せっかく安価に端末を売ってくれたのにすぐに手放してしまったからだ。しかも1年で契約を切られては、いいお客とは思われないだろう。
とにかく、今回はいい経験になった。
次は同じミスを繰り返してはいけない。
まぁ、お金を使うことは経済を回すし、何もしないよりは良かったのかもしれないが。
結局の結論
このRedmi Note 10 Proを買って、多くの記事を書けなかったのは残念だった。
しかし、端末云々のことだけではなく、学んだこともある。
このRedmi Note 10 ProはxdaだけではカスタムROMの情報が少なすぎて、Telegramをまともに使うようになった。このTelegramが情報の宝庫だったりして、xdaにはないカスタムROMが通知されてきたりする。
ここでRedmi Note 10 Pro用のカスタムROM、Project Lighthouseを見つけることも出来た。
このLighthouseはほぼカスタムされていなくて大したことはなかったが、Redmi K40向けのカスタムROMも多くを知ることが出来て良かった。
いい経験になって、新しいことも知れたということで、まぁ悪くはなかったという結論にしておこうと思う。
あ、スマホを手放すときにラクマをいつも使っているが、手数料が6%+税になっていた。これはメルカリと比べれば安いが、かなり高いと感じる。ただサイトの運営だけでこれだけ儲けるのはかなり腹が立つ。
皆さまもそれをわかった上でいろいろなものを手放して欲しい。
正直なところ、スマホをネットで売るのはめんどくさい。
知り合いに売るならともかく、知らない人と取引をすることが手間がかかりすぎる。
二度と他人に物を売りたくないとか思ってしまうレベルで面倒だ。
とはいえ、いらないスマホを持っていることも大きなストレスになる。
捨てるにはあまりにももったいない。
そう考えたら、買わなきゃ良かった、とも思ってしまう。
とりあえず、OCNモバイルONEの基本料金が550円になってすごく良かった。
無駄金を払うのが1円でも安いのは嬉しい。しかも、月に10分も無料通話が付いている。契約やら細かい部分やらが面倒でOCNモバイルONEを他人に勧めることはないが、悪くはないだろう。
まぁそんなこんなで
Redmi Note 10 Proを手放した話 は
おわり
Redmi Note 10 Proその他記事はこちら↓