今回は、前回の記事の続き↓
今回の記事からブートローダーアンロック(BLU)をした端末でカスタムROMを扱う。保証が無くなるので、自らの端末が壊れて困る方は行わないようにしてほしい。どうなっても私は責任を取れない。
1週間、特に何をしたわけでもないのでほぼ端折って、BLUが出来る日になった。
とか言うと面白くないので、1週間このRedmi Note 10 Proで何をしていたのか書くと、家のWi-Fiには繋ぎたくないので地域のWi-Fiにつないで全ての設定をこなし、カメラで写真を撮ったりちょっとネットを見たりしてBLU時間延長を誤魔化した。
で、BLU当日。カスタムROMの準備と、BLUの手続きの最終確認。
1時間前になって、気になる問題が見つかった。
BLUまで残り1時間
さて、ここまで来たら、もう待っているのが最高に面倒になってくる。即BLU出来るように、Xiaomi機が正しくBLU出来るように色んなサイトをググってみていた(なお私のメイン検索エンジンはDuckDuckGo)。
そこで見つけたのが『デバイスを探す はOFFにする』という記述。
これ、BLU1時間前でOFF設定にして大丈夫なの?ってかなり悩んだ。OFFにしようとするとMiアカウントのパスワード入れろって出てくるし…。
だけどOFFにしないともっと面倒なことになりそうなので結局OFFに。
結果的に、OFFにしてもなにも問題は起こらず、168時間後には無事BLU成功。
安心した。
※Xiaomi機のBLUは、常に最新の情報を検索して手順通りに行うこと。
BLU後すぐにやることはこれだ
最新のBLUは、BLUが終わると端末が勝手に再起動する。この即再起動のとき、起動画面でMIUIの表示がしばらく続くので、壊れたか!?!?ってなるのだけど、待っていれば普通に立ち上がる。
立ち上がったら、開発者向けオプションを開き、USBデバックをONにする。ここでPCと繋いでデバック出来るようにしておくと良い。あと一応、ロックが解除されていることを確認する。
ちゃんとロックが解除されていたら、BLU成功でカスタムROMが焼けるようになったということだ。
まずはとりあえずTWRPを焼く
Redmi Note 10 Proにはまだ公式のTWRPが存在しないので、自分で選ぶことになる。
他のRecoveryもあったが、TWRPに慣れているので公式でないTWRPを選んだ。
いつものように、
$ adb reboot bootloader
でfastbootモードへ。
$ fastboot flash recovery TWRP-3.5.2-sweet-Nebrassy.img
でTWRPが焼けるので
$ fastboot boot TWRP-3.5.2-sweet-Nebrassy.img
でTWRPが起動する。
とりあえずsystemとcashをwipeして、RebootからRecoveryを選んで再起動。たぶん、ROMがないけど再起動しても良いの?って聞かれるけど、Recoveryを選んでいればTWRPで再起動するので問題はない。
TWRPが起動したら、好みのカスタムROMを焼いていく。
PCからコマンドで焼いてもいいし、端末に入れたカスタムROMを焼いても良い。
Type-CにポートUSBメモリをさして、そこから焼くことも出来る。私は今回、このやり方をした。
無事にカスタムROMで起動
今回は、とりあえずPixel Experience Plusを選んだ。どれでも良かったが、焼くのが一番簡単そうで、問題も少ないと思ったからだ。
ちなみに、PixelExperienceには専用のRecoveryもあるようだが、専用Recoveryでも、TWRPでも問題なく焼くことが出来る。
これから、さまざまなカスタムROMに挑戦しても良いのだが、わりとPixelExperiencePlusが気に入っているので、しばらくはこのままでいるかも知れない。
ついでにroot化も
無事にPixelExperienceは起動できたので、ついでにroot化もしておこうと思う。
私が端末をroot化する理由は主に2つあって、電池の充電時温度管理と、アプリデータのバックアップのためだ。
Magiskを使ってroot化している。
root化に関してはこの記事を参考にしてほしい↓
電池の件はこの2つの記事を参考にしてほしい↓
また、アプリデータのバックアップは、前の端末のデータをそのままこのRedmi Note 10 Proに入れることも出来るので結構重要だし、気楽にカスタムROMや端末を変更できるようになる。
アプリによってはログイン情報も保存できるし、ブラウザの開いているタブもバックアップできる。
このためにTitaniumBackupを使っているが、このアプリがないと頻繁にカスタムROMを変えるのは面倒になってしまうだろう。
全てが無事に完了!楽しいカスタムROMライフを!!!
ということで、無事にBLUも出来て、カスタムROMを焼いた。そしてついでにroot化も無事に終わった。
これでどうにも手の付け所がないMIUIとお別れできて、自分の端末として使っていけるようになった。
あとは、Mi9TProやMi9Tからアプリデータをもらって普通に使うのみ。
このRedmi Note 10 Pro、今のところ動作に不安は全くない。むしろ動きは良いように感じる。
問題は端末内部の温度がすぐに高くなることだ。バッテリーもSoCも温度が高いと思う。とりあえずカスタムROM焼きが終わったので、それはこれからゆっくりと考えることにしよう。
ということで
Redmi Note 10 Proを手に入れてからの話 1週間後 カスタムROMを焼くまでの長い(?)道のり は
おわり(今回は早かった)