Essential Phoneのサブ機をLineageOSして以来、かなりこのOSに惚れ込んでいる。
所持機の中で、ZenFoneMAXProM1にもLineageOSの公式サポートがあるので、この端末にも入れてみることにした。
どうせ買い手もつかないし、持っているだけではどうしようもないので。
ということで、Essential Phoneのとき同様、インストール手順を残しておく。
あと、LineageOSを焼く場合はもちろん自己責任で。ここの手順が違っていた!とか言われても、どうすることもできないので。
追記:LineageOSのダウンロードが書いていなかったので追記。
用意するもの
PC(adbとFastbootが使用できるもの) 今回もWindows10HOME を使用
adbとfastbootの入れ方はこちら↓
adbとfastbootをWindows10に導入する話
ブートローダーアンロックツール
TWRP
ZenFoneMAXProM1用 LineageOS
Googleアプリインストールセット
USBケーブル
以上。
基本的にはブートローダーアンロックツール、TWRP、LineageOS、Googleアプリともに、最新版を使うようにすること。
Essential PhoneのときはTWRPでタッチパネルが使えなかったけど、ZenFoneMAXProM1は新しいTWRPなのでタッチパネルが使えるようになっている。ので、マウスは必要ない。
心構え
Essential PhoneとZenFoneMAXProM1の違いはというと、
まずは
ブートローダーアンロックが簡単にできるかどうか、という話から始まる。
どうやらEssential Phoneはブートローダーアンロックしても(元に戻せば)保証は効くらしいが、ZenFoneMAXProM1はアンロックした瞬間から保証対象外になるらしい。
さて、始めます
ということで、まずアンロックから。
先ほどのASUS公式サイトZenFoneMAXProM1のダウンロードページで、
OSを選択してください のところをAndroid と選択する。
すると、一番上に UnlockTool が出るので、PCにダウンロードする。
ダウンロード出来たら、
ZenFoneMAXProM1のUSBデバックをONにしてPCとUSBケーブルでつなぐ。
コマンドプロンプトを開き、
$ adb install UnlockTool_9.1.0.11_190708_fulldpi.apk
デバイスからUnlockToolを開いて、条件に同意する。
この時、ASUSから、このような画面を見せられるが、同意しないと次に進めないので同意する。どうにもビビったら、残念ながらLineageOSはインストールできない。
ちなみに、スクロールして下まで読まないとロック解除が出来ないので注意。
で、勝手にスマホは再起動。
次はTWRPをダウンロード。
必ず最新版をダウンロードすること。
USBデバックONのまま、スマホとPCをつないで
$ adb reboot bootloader
スマホがfastbootモードになったら
$ fastboot devices
$ fastboot flash recovery twrp-3.3.1-0-X00T-android09_2020-02.img
androidの後に0がついてるから注意。
あと、twrp-3.3.1は今この時点での最新版なので、新しいものが出たらそれを使用すること。
$ fastboot reboot recovery
または
$ fastboot boot twrp-3.3.1-0-X00T-android09_2020-02.img
TWRPの画面になったら、Settingから画面が消えないようにしておいたほうが良いと思う(たぶん)。
$ adb shell twrp wipe data
$ adb shell twrp wipe system
$ adb reboot recovery
(他のカスタムROMのページから来た方は、ここで元のページに戻る)
再起動してTWRP画面になったら
$ adb shell twrp sideload
$ adb sideload lineage-16.0-20200103-nightly-X00TD-signed.zip
$ adb reboot recovery
$ adb shell twrp sideload
$ adb sideload open_gapps-arm64-9.0-nano-20200103.zip
$ adb reboot
でLineageOSが立ち上がるはず。立ち上がったらUSBケーブル抜いて大丈夫。
何度も書くけど、LineageOSもGoogleアプリインストールも、最新版を常に使うこと。
なので、青字で書いてある日付などが、ここに書いてあるものとは変わるはず。
Essential Phoneのときの方が親切に書いてあるのでわからない場合はこちらを参照↓
また、Googleアプリインストール時にnanoを入れたほうが良い理由も赤字で書いてある。
おわりに
一応ZenFoneMAXProM1も書いてみたけど、結局手順はほぼ同じ。
Essential Phoneのときと違って、ブートローダーアンロックに手間取った。
恐らく、Essentialのように寛大なメーカーは少ないと思うので、ブートローダーアンロックには少し手間がかかることが多いのかもしれない。
無事にLineageOSをインストールすることに成功しただろうか。
一応、公式サイトのインストール手順も貼っておく。
ちなみに、ここに書いてあるやり方をそのままやっていないので手順が少し違う。
ほぼ備忘録な回に付き合ってくださった方には感謝する。
そしてメイン機、Essential PhoneもLineageOS化した。
EssentialPhonePH-1のLineageOS化はこちらの記事で↓こちらには細かいことも含めた全ての手順が記載されている。
つづく