これまで、Essential PhoneとZenFoneMAXProM1にLineageOSを入れた。
今回は、Android 9Pie(以下Android)とLineage 16.0(以下Lineage)の違いを少し書いていこうと思う。
LineageはAndroidの操作感と同じで、ぱっと見た感じでは変化はほぼない。
だが、細かいところまで見ていくと、AndroidよりもLineageの方が使いやすい点がいくつもある。
まずは、設定画面から。
時計の位置 ↓
上から見ていくと、ステータスバーの時計が右でも左でもなく、真ん中に表示されている。Lineageでは、真ん中にノッチがない端末なら、右、左、中心と、時計の配置が選べるようになっている。また、秒数まで表示が簡単に出来る。Androidでも、秒数を表示できるが、アプリを入れるなどの手間が掛かる。
電池表示と電池残量 ↗
次に、電池容量66%となっているが、その隣は電池の残りを、サークルで表している。これも、Androidのように単1電池のような表示にも出来るし、サークルにもできる。また、隣に%表示にも出来るし、電池内に残り電池%を表示することもできる。サークル内に残り電池%表示もできる。%表示だけの設定も出来るし、電池残量を一切表示しない設定にもできる。
ホームボタンでの操作
ホームボタンの操作によっても、端末をコントロール出来る。
Androidでは、ホームボタン長押しでGoogleアシスタント(OK!Google)が立ち上がるが、Lineageではこれだけの中から操作が選べる。
また、長押しだけでなく、ホームボタンダブルタップでも、この中から一つ選べる。
要するにこの中から二つは、ホームボタン操作だけでコントロールできるようになるわけだ。
履歴ボタンでの操作
その上、3ボタンでLineageを使う場合は、履歴ボタンも長押しでこの中のどれかが選べる。
LEDライトの点灯法
中ごろに行くと、画面消灯時に電源ボタン長押しでライトを点灯とある。
端末のLEDライトを、電源ボタンを長押しするだけで点灯させることが出来るのは、ものすごく便利だ。暗いところを歩くときや、夜間に照明をつけにくいとき、付けることが面倒な時などに使える。点灯後はタイマーで消すことも可能だし、また長押しで消すこともできる。
正直、この機能が欲しいためにLineageを入れていると言っても過言ではない。そのくらい便利だ。
ちなみに、Playストアで探せば、画面消灯時にLEDライトを点灯させるアプリは存在した。ただ、消灯はスクリーンを点灯させなければ出来ないらしい。
暗いときに、すぐ使えてすぐに消すことのできる、懐中電灯的使い方をしたい私は、画面を点灯させるのは無駄でしかない。
夜間に、トイレまで行くためにちょっと明るさが欲しいときなど、画面を点灯してしまったらもう、布団に入っても寝られなくなってしまうだろう。
そのくらい、貴重な設定だ。
音量表示の場所
さて、その左に目を向けると、音量表示を左側にという記載。
Androidでは右側に音量表示があるが、左側に変更できる。これも便利な機能だ。右でも左でも選択できることが素晴らしい。
その他
その下の、端末をスリープ解除や、着信に応答、再生をコントロールも、使いたい人は多くいることだろう。
一画面で説明できるのはこの程度だが、ディスプレイ設定やさらに細かいプライバシー設定等でLineageはAndroidに勝っているように感じる。
ダークモードが
そして、普段からAndroid9Pieを使っているユーザーはお気づきかもしれないが、設定画面もダークモードが適用されている。
これも、とても目に優しく使いやすい。
連続タップで
そして、もちろんこれもある←
Androidと違って、これを連続タップしてもお絵描きモードにはならないけど。
おわりに
今回はLineageOS16.0の特徴を書いてみた。
(ほぼ)ピュアAndroid 9Pieのユーザーにしかわからない面もあったかもしれないが、魅力にあふれるOSが、LineageOSだ。
読者の皆様もぜひ、LineageOSに挑戦して欲しい。
LineageOSには、この他にもまだまだ、魅力が詰まっている。
LineageOSの話は、まだまだ
つづく