今回は第5夜。TWRPと向き合う。
前回はMIUI12からやっと開放されて、crDroidを無事に入れることが出来た。
しかし、今回はTWRPに悩まされる。その訳は。
第4夜はこちら↓
しっかりと入れられたcrDroid
前回、無事にcrDroidを入れることが出来た。しっかり立ち上がったので、その点は問題なかったのだが、Gappsを入れなかったので、Google Play Storeが端末に入っていない。これではとても不便で使いにくいので、試しに次はAICP(Android Ice Cold Project)を入れてみることにした。もちろん、Gappsと共に。
ちなみにMi9T Proを手に入れたからには、いろんなカスタムROMを入れてみたかったので、とにかく印象の良かったcrDroidとAICPは入れてみたかった。DerpFestも入れたかったが、Mi9TがDerpFestだったので、それはいつでも良いかなと思っていた。
AICPを入れる
無事にcrDroidを入れることが出来たので、次はAICPを入れてみる。
いつものようにTWRPを立ち上げて、
$ adb devices
$ adb shell twrp wipe data
$ adb shell twrp wipe system
が終わったら、
$ adb shell twrp sideload
$ adb sideload aicp_raphael_q-15.0-WEEKLY-20200806.zip
$ adb reboot recovery
$ adb shell twrp sideload
$ adb sideload open_gapps-arm64-10.0-pico-20200808.zip
$ adb reboot
で、無事にAICPが立ち上がればOKだ。
無事にAICPは立ち上がった。
Gappsも入れたので、問題なくGoogleアプリも入れることが出来る。
これで、Mi9T Proは完璧に自分の端末になった。
と思ったのだが、AICPはなにか物足りない。
細かいことだが、これからストレス無く使うには、AICPではダメな気がした。
ということで、もう一度crDroidを入れることにした。
再びのcrDroid
ということで、無事にカスタムROMが焼けることがわかったので、またcrDroidをいつもの手順で入れてみる。
しかし。
今回はなぜかうまくいかない。
何度やってもcrDroidが入れられなくなってしまったのだ。
これに関しては何が問題だったのか全くわからないが、とにかくTWRPでcrDroidが入れられなくなってしまった。
他のMi9T Proユーザーに聞いてみると、どうもMIUI12からだと上手く出来ない可能性が
あるらしい。
前回はcrDroidが上手く焼けたので、ちょっと意味不明だが、MIUI12をやめてMIUI10を入れることにした。
Mi9T Proは初期搭載OSがMIUI10だったので、これを入れた。
MIUI10を入れる
MIUI12では上手く行かない可能性があるので、MIUI10を入れる。
前回と同じように、fastbootからMIUIを新たに入れる。今回はブートローダーをロックしたくないので、しっかりとその設定をしておく。
そして、MIUI10は無事に入れることが出来た。
細かい設定をして、前回と同じようにTWRP3.4.0を入れるところまで無事に出来た。
TWRPでcrDroidを焼く
今度こそ、crDroidを焼くことが出来るはずだ。
前回と同じようにcrDroidを焼く。
が、
上手くいかない。
何度やっても、上手く焼くことが出来ないのだ。
もう一度、MIUI10を入れるところからやってみる。
MIUI10を入れ、TWRP3.4.0を入れ、crDroidを焼き付ける。
上手くいかない。
では、crDroidではないカスタムROMを試してみた。
いくつかやってみたが、全く上手く行かなかった。
恐らく、20回くらいMIUI10を入れ直し、カスタムROMを焼いてみた。
何度やっても、カスタムROM焼きは上手くいかなかった。
ここで、第5夜も時間切れ。
せっかくAICPが上手く動いていたのに、またもやTWRP止まりになってしまった。
悪夢は、まだまだ続くらしい。
Xiaomi Mi 9T Proを手に入れてからの話 は
つづく
第6夜はこちら↓