Gadget&LifeStyle Blog

スマートフォンのカスタムROM化がメイン。その他LIFE STYLEに関する記事など。

LibreMobileOSって知ってる?

そんな名前のカスタムROM、私は知らなかった。昨日まで。

でもこのカスタムROMは、LineageOSが公式サポートしてい機種と全く同じ機種を全てサポートしているらしい。

 

今回は、そのLibreMobileOSについて書いていきたい。

 

 

 

 

LibreMobileOSって何者?

私がこのカスタムROMを知ったのは、Redmi K40にSparkOSを久しぶりに入れた際、SparkOSの新しい機能として『デスクトップモード』なるものを発見したからだった。

そのデスクトップモード、どうやらSparkOS独自の機能ではないないらしい。

詳しくはこのURLにアクセスしていね、的なことが書いてあったので、見てみた↓

https://get.libremobileos.com/desktop

 

どうやら、MacintoshでもLinuxでもWindowsでも使えるらしい。Javaでも使えるらしいけど、私はJavaって何なのかよくわかっていないので知っている人は使ってみてほしい。

とりあえず、入れてみるか、と思ったものの、何年もカスタムROMを入れて遊んでいるのに自分が知らないカスタムROMがまだあったの!?的な疑いが生まれ、もう少しこのサイトを探索してみることにした。

 

とりあえず、LibreMobileOSは、PCでスマホの操作ができるらしい。

 

 

LibreMobileOSが使えるスマホ

モバイルというくらいだから、スマートフォンでも使えるのでは?と思ったのでDEVICEを見てみると、使えるのはこれら↓

LibreMobileOS Downloads

 

要するに、LineageOSと同じだということがわかる

※LineageOSが使える機種↓

LineageOS Downloads

 

というか、今気がついたがLineageOSよりも多くの機種が公式サポートされているらしい。

こんなことが今まであっただろうか。

 

 

過去にこんな体験したことある??

実は、一度だけ同じ体験をしたことがあった。全然知らないカスタムROMなのにものすごくたくさんの機種をサポートしているカスタムROM。

これ↓

Devices - DivestOS Mobile

DivestOSである。

数えていないけど、たぶんcrDroidより多いのではないだろうか。

このDivestOSも、当時私は知らなかった。

とはいえ、このDivestOSはTelegramなどでしっかり見ていれば全くお目にかかれないというほどでもない。

 

それに比べて、LibreMobileOSというカスタムROM名は今まで一度も見たことがないのだ。

しかも、これだけたくさんの機種を公式サポートしていながら。

 

 

これはもう、LibreMobileOSを入れてみるしかない

とにかく、SparkOSは置いておいて、せっかくならこのLibreMobileOSを入れてみたい。でも、怪しい。今まで一度も見たことがないカスタムROM。

とはいえ、LibreMobileOSの公式サイトは、カスタムROMのサイトらしい構成をしていたし、多分大丈夫ということで自分が持っている端末の中で対応している物を見た。

対応しているのは、

・Essential Phone PH-1

・Redmi K40

・Xiaomi Mi 9T

である。

 

Mi9TかK40かで迷ったが、さっきSparkOSを入れたばかりなので特に設定が進んでいないK40に入れることにした。

 

 

入れるのがめんどくさい系カスタムROM?

どうやらLibreMobileOSはLineageOSと同じようにTWRPから焼くだけでは上手く入れられないらしい。

しかも焼き方が書いてあるページはアクセスができない。

https://wiki.libremobileos.com/devices/alioth

ということで、一応LineageOSの焼き方ページを見ながらやろうとしたところ、boot.imgを焼く部分を飛ばしてしまったため、そしてrecoveryも何故か焼けなかったため普通にTWRPで焼いてwipeして起ち上げることになってしまった。

それでも無事に起ち上がったので、少なくとも

・SparkOS

FirmwareはEuropa最新

・TWRPはTWRP_alioth3.7.0_12-RedmiK40-skkk.img

 

で焼けば普通に起ち上がるらしい。

LibreMobileOS

ところで、LibreMobileOSという名前なはずなのに、ここにはLMODroidと出ている。

Libre Mobile Operating Droid

ということだろうか。

ちょっと意味がわからない。

 

やっぱりなんか怪しい・・・。

 

 

で、デスクトップモードはどうだったのか

表記の振れがあるよくわからないカスタムROMであるLibreMobileOSは、公式サイトにAOSPベースだけでなくUbuntuベースのOSを作る的なことも書いてある。これはまだ公開されておらず、これから作られる可能性があるようだ↓

LibreMobileOS

 

UbuntuベーススマートフォンようOSで、デスクトップモードも使える、ということになるのだろうか。

 

話が逸れたが、とにかくデスクトップモードである。

そうやら、端末とWindowsを繋いだだけでは使えないらしい。Windows(などのPC)に、先程のデスクトップモード用アプリを入れ、スマートフォン側でも開発者向けオプションを有効化し、USBデバックをONにしないと使えないようだ。

 

その結果がこれ↓

LibreMobileOS デスクトップモード

スマホの画面と別の画面をPCに写すことが出来た。また設定を変えるとスマホと同じ画面をPCに写すことも出来た。

ただし↓

スマホロックでPCもロック

スマホの画面を常につけていないとPCでも使えない。

これは設定を変えてもどうにもならなかった。

 

もし、スマホのアプリを開発する目的等で使うとしても、スマホの画面が消えていては作業が出来ないのであれば不便すぎるだろう。

このデスクトップモードは、今のところなんの用途も見いだせない。

スマホのブラウザをPC上で使うことが出来るのだが、PCが起ち上がっているのにわざわざスマホブラウザを使う必要もないだろう。

 

結局のところ、このデスクトップモードはなんのために使う機能なのかよくわからない。

 

 

デスクトップモード以外のLibreMobileOSの印象

1つ特徴的だったのが、起ち上げたら最初からF-Droidが入っていたことだ。

他のカスタムROMで、最初からF-Droidが入っていることはあまりない。

そして、それ以外は特に変わったものは入っておらず、Gappsも入っていないので通知が来ることもない。microGも入ってはいない。

なので、Gappsが入れたければrecoveryから、microGが入れたければMagiskかmicroG公式サイトからのダウンロードで入れるのだろう。

 

LineageOSとの違いは、いくつかある。

アイコンが多い

設定の並び順が違う

Android13だけどセキュリティパッチは10月1日

その他にも、ゲームモードが設定できたり、

Game Space

アプリの複製ができたり

Parallel Space

TwitterやSignal,LINEなども増やせる プライベード用と仕事用に使い分けることが簡単に

デスクトップモードの他にもTVでも使えるらしい

Desktop Mode

TV Mode

初期アプリ一覧

F-Droid以外は普通

とまぁこんな感じなのだが、結構頑張って書いたけどこのLibreMobileOSが特に気に入ったわけでもなく、もう使うことはないと思う。

 

唯一良かったのは、標準の壁紙がわりと好みだったこと。

LibreMobileの標準壁紙

多分それほど知られていないカスタムROMのことを書きたかっただけの話で、今後の変化に期待したい。

また、LibreMobileOSはUbuntu版も出るらしいのでまた取り上げる可能性もある。

Android端末にAndroid以外のOSを入れるのは好きではないので、全く期待はしないで待っている。

 

 

 

ということで、

LibreMobileOSって知ってる?は、

 

 

 

おわり

 

 

 

 

たぶん次はSparkOSのことを書く。

出始めと比べたら、かなり進化していてcrDroidと同じくらいに使いやすいカスタムROMになっているからだ。

乞うご期待!

 

 

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