今回は、Rakuten Hand 5Gに入っているいらないアプリを消していく話。
PC経由でadbを使って消す方法もあるが、今回はPCのアプリで簡単に消していくことにした。
この記事の内容は、全て自己責任において実行すること。
最悪の場合端末が起動しなくなる可能性もあるので注意して欲しい。
RakutenHand5Gのレビュー記事はこちら↓
RakutenHand5Gを買った話 - Gadget&LifeStyle Blog
RakutenHand5Gから消したアプリ
まずは消しても端末の動作に問題がないアプリ一覧を示す↓
これらのアプリを消しても、RakutenHand5Gの動作には全く影響がない。
ちなみに、my楽天モバイルとRakutenLinkも端末上では消すことが出来ない。今のところは楽天モバイルと契約しているので消していないが、解約したら即消す予定だ。特にこの2つのアプリは100MB以上の容量を占拠しているし、使わないなら消した方がいいに決まっている。
ところで、消すアプリについては、例えばおサイフケータイを使いたければおサイフケータイ関連のアプリは消せないし、連絡帳アプリを消したら電話番号の保存ができなくなるので注意して欲しい。
また、ファイルフォルダは消すとファイルの管理が出来なくなるので代替アプリを入れる必要がある。
私が使っているのがコレ↓
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.marc.files
AOSPと同じ操作ができて、余計な権限がないので安心して使うことができる。
そして、メッセージアプリを消すとSMSが出来なくなるのでこちらも代替アプリを入れた方がいい。
私が使っているのがコレ↓
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.simplemobiletools.smsmessenger&hl=en_US
軽いSMSアプリで無駄がない。
その他にも、GooglePlayストアに存在するアプリは、ここで消してもPlayストアでインストールし直せば特に問題なく使える。
どのアプリを使うか
今回もWindows10Homeを使っている。
使ったのはこのアプリだ↓
ADB App Control
ADB AppControl - Official website. Free download
詳細は以下のサイトが参考になるので見て欲しい↓
Androidアプリを一括で無効化&削除できる「ADB App Control」 - りとらいん
ダウンロードし、adb設定を終えたら端末に入っているアプリ一覧が見られるようになるので、自分が使わないアプリをまずは右クリックで無効化(Disable)してみると良い。その状態からRakutenHandを再起動して、問題なく動作していればそのアプリは無くても大丈夫だということになるだろう。消す場合は右クリックでUninstallだ。
ちなみに、UninstallしたアプリはUninstall項目から右クリックで復元もできる(Restore)ので一応安心だ。
ただ、再起動をかけたときに起動しなくなる可能性もあるので注意して欲しい。
とりあえず端末から消せないアプリを消すのは自己責任だが、少なくとも明らかに使わないアプリなら消しても問題はない。
余談
上記で『りとらいん』というブログを紹介したが、なぜこのブログを紹介したかといえば、RakutenHand5Gについての記事がとても有益な記事だったからだ。
せっかくなので、RakutenHand5Gを購入した、購入するかもしれない方は、読んでおいたほうが良いと思う。わかりやすいし、とても価値があると思う。
りとらいん RakutenHand5G紹介記事↓
【レビュー】誇大広告とやる気の無さで残念なスマホと化した「Rakuten Hand 5G」 - りとらいん
RakutenHand5Gの動きは変わっただろうか
私の場合、かなり多くのアプリを消すことが出来たので動作がかなり軽くなった。
遅いと感じることが減り、ストレスがない端末になった。
結局のところ、多くのスマートフォンにはいらないアプリが沢山入れられていて、動作を確実に重くしているということが今回改めてわかった。
たったこれだけの操作をすることで、端末の動きが大きく変わるし、メモリ使用量も明らかに少なくなる。
せっかくなので具体的に例を出すことにする。
私の持つ端末の中で最も優秀なGrapheneOSを入れたPixel 6aと比較してみた。
両端末同時に再起動し、アプリの立ち上がり速度を比較してみると、RakutenHand,Pixel6a共にほぼ同じ速度でアプリが立ち上がった。
正直これにはかなり驚いた。簡単に言えば、GrapheneOSが重くてPixel6aの速度がかなり遅くなっているということだからだ。
どうにも遅くなっていることがわかったので、先日crDroidを入れ直したRedmi K40と比べてみると、流石にこれはRedmi K40の方がいい動きをした。
元々は、Redmi K40よりもPixel6aのほうがいい動きをしていたのだが、端末を使い続けると動きは遅くなってしまうらしい。
何れにせよ、RakutenHand5GはSnapdragon480を搭載している割には相当に高速化出来たものと思われる。
当然、Snapdragon870を積んだRedmi K40に勝つことは出来ないが、それにしても特に遅すぎると思うほどではない。
今の段階でメモリ使用量を見てみると、GooglePlay開発者サービスやPlayストアがかなりのメモリを使っているので、もしかするとmicroGを入れたりしたら更にメモリ使用率は下がるかもしれないと思った。
そこまでしてメモリ使用率を下げるメリットは特にないと思うのでやらないが、どうしてもメモリ使用率を下げたければそういう手もあるかもしれない。
思い出す昔のAndroid端末
過去には、端末をroot化するなどして消すことの出来ないアプリをrootアプリを使って消していたことを思い出した。
例えば、このRakutenHandとよく似た大きさだったXperia rayはroot化して消せないアプリを消したところでやっとまともに使える端末だった。
RakutenHandはそこまでしなくても普通に使うことはできるが、いらないアプリは実際に存在するわけで、消せるものなら消してしまいたい。
個人的にはこの小さい画面でYouTubeをみることは絶対にないし、Googleマップも使わないだろう。
そういった何故か消せないアプリはたくさんある。無効化出来るだけでもありがたいが、消してしまった方がいい。
とにかく、動きはとても良くなった。これで満足できない人は最初から買うべきではない。
少ないアプリで効率的に使うというのがRakutenHandの運命だと思う。
それで快適な動作が得られるなら、私はそうすべきだと思う。
1,000円強で変える端末なのだから。
RakutenHand5Gから端末上では消すことが出来ないアプリを消す話 は
おわり
RakutenHand 5Gのレビュー記事はこちら↓