今回は先日購入したRakuten Hand 5Gについていくつかの視点で書いていく。
この記事も、RakutenHand5Gで書き始めた。
一応ブログも書ける(アタリマエ)。
※以下はPCでの記入
※以下RakutenHandと記載することがある
端末からは消せないアプリを含め、いらないアプリを消す記事はこちら↓
RakutenHand5Gから端末上では消すことが出来ないアプリを消す話 - Gadget&LifeStyle Blog
もちろん端末価格は1円
たぶんこの記事を読んでいるみなさんはご存知の方も多いと思うが、このRakuten Hand 5Gは2023年5月23日現在、楽天モバイル契約と同時の購入なら1円で購入できる。
Rakuten Hand 5G/Rakuten WiFi Pocket 1円キャンペーン | キャンペーン・特典 | 楽天モバイル
端末が1円とはいえ、楽天モバイルに新規契約しなければ入手できないため、実際は月額基本料1,078円とユニバーサルサービス料、電話リレーサービス料がかかる。
この端末を手に入れるためには最低でもこれだけかかる↓
RakutenHand5G 端末代金 1円
楽天モバイル基本使用料 1,078円
ユニバーサルサービス料 2円
電話リレーサービス料 1円
合計 1,082円
今回はこれにプラスしてガラスフィルムを購入した。いつもはPDA工房の9H反射低減フィルムを購入しているが、今回のRakutenHandはディスプレイの左右が丸いエッジディスプレイのため、PDA工房のフィルムでは端まで貼ることが出来ない。
他社のフィルムも、多くは端まで貼れないようだったので、今回は更に安いガラスフィルムとした。
このガラスフィルムを選んだ理由として、端まで貼れるということも重要だったが、せっかく安く購入したRakutenHandにこれ以上お金をかけたくないというのもあった。
買ったのはコレ↓
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0BYRQR8TC/ref=ppx_od_dt_b_asin_title_s00?ie=UTF8&psc=1
購入金額は509円だった。
このガラスフィルム、というか画面内指紋認証がある端末はガラスフィルムについては全て同じであろうが、指紋認証部分に円形の印がついている。これがなんともかっこ悪く、どうしても気になる。
このRakutenHandをカッコつけて使うつもりはないので別にいいのだが、今後はガラスフィルムを選択するのはやめようと改めて思った。
ということで、RakutenHand5G購入にかかったお金は合計で1,591円だった。
新品のスマホを1台買うのに2,000円未満とはさすがに安い。ケースを買っても2,000円で足りる可能性もある。
とにかく安かった。
2週間使ってみて感じたこと
私はRakutenHandをゴールデンウィーク最終日に注文し、2日後に届いたので今日(2023/5/23)でちょうど2週間が経った。
この2週間でいろいろ試し、やっと馴染んだ使い方が出来るようになってきたので、今後書いていく別記事と合わせて紹介したい。
SoCはSnapdragon480
RakutenHand5GのSoCはSnapdragon480だが、このSoCだいたいのスペックは私が持つXiaomi Mi9TのSnapdragon730とほぼ同じくらいだ。
Snapdragon730といえば、Essential Phone PH-1のSnapdragon835とほぼ同じのスペックだったので、普段使いで動作に重さがあるとは言えない、くらいのスペックである。
この程度のスペックがあるのなら、楽天のアプリがいっぱい入っていたとしても日常使いで困らないくらいの動作はするだろうと予想して購入した。
RakutenHandとMi9T、どちらの端末もGeekbenchi 6で測定してみたので参考までに貼っておく。
RakutenHandとMi9Tの数値はほぼ互角。
となれば、カスタムROMが入れられる分だけMi9Tが有利だと言える。しかしこの差は、RakutenHandの不必要なアプリを消すことでかなり縮まることも予測できる。
これは実際にやってみての結果だが、RakutenHand購入後、必要のないアプリはadb経由で消したのでとても快適な端末になっている。この詳細は今後別記事に記載することにする。
電池持ち
RakutenHand5Gのバッテリー容量は、初代RakutenHand(4G版)の2,750mAhよりも少し小さくなって2,630mAhしかない。
ただ、ディスプレイが5.1インチしかないし、AMOLEDなのでバッテリー消費量はそれなりに少ないと予想出来る。
ところが、私が手に入れた端末はバッテリー容量が多くない端末(下記AccuBattery参照)だったので、それも含めて考えると不利にはなりそうだ。
AccuBatteryでの測定値を以下に貼るが、珍しくAccuBatteryが端末の電池容量をミスして捉えている。このRakutenHand5Gは2,630mAhなのだが、初代RakutenHandと間違えているようだ(これは修正可能)。
参考:AccuBattery測定値
この端末も他の端末と同様に100%まで充電したことがないのだが、明らかに2,630mAhあるようには見えない。
これでは全然電池持ちは良くないかと思いきや、1日に一度充電すれば(しかも70%くらいで)十分に丸1日は問題なく使えた。
画面がAMOLEDで5.1インチしかないというところが大きいだろう。そのうえ、いらないアプリを消しているのでそれも関係しているのだろうと思う。
おサイフケータイとして使ってみる
RakutenHandの良いところは、コンパクトで軽いことだ。
持ち運びにとても適しているし、FeliCaにも対応しているのでちょっとそこまで買い物にでかけてもRakutenHandさえ持っていけば何も問題なく買い物が出来る。
私も今回、おサイフケータイとしてRakutenHandを使ってみた。これが3度目の挑戦だったが、私にはおサイフケータイは向いていないという結論が出た。
ハッキリ言って、カードでタッチ決済が出来るのに、わざわざスマホのロックを解除してまで支払いたいとは思わなかったからだ。
クレジットカードを取り出すのと、スマホを取り出してロックを解除するのでは、クレジットカードを取り出したほうがずいぶん早い。
スマホでの決済を否定するわけではないが、私には向いていなかった。3度目の正直、ではないが、これから先、私がおサイフケータイで支払いに挑戦することはもうないだろうと思う。メリットが全く感じられないからだ。
ただ、RakutenHandをおサイフケータイとして使用しない場合、RakutenHandとしてのメリットがかなり少なくなるような気がしている。
せっかく軽くて小さいのに、支払いに使わない場合は何に使えるだろうか。ここが大きな問題だ。
カメラ性能
カメラも試してみたが、わざわざこのRakutenHandで撮っても、特にいい写真が撮れるわけではなかった。
正直これも予想通りで、RakutenHand純正カメラはもちろん、Googleカメラを入れてもそこまで良いと思える写真を撮ることは出来ていない。
使ったのはこのGCam
burial: GCam_7.3_Burial_release_2021.apk
このGCamはRakutenHandだけでなく、Xiaomiの端末等でも使うことができる。
設定からピントを完全に固定できるようにすることが出来るので、昆虫だけでなく花の写真を撮るときもピントを固定し、スマホの位置を前後に動かせばきれいな写真が撮れる。
ただ、RakutenHandではこのGCamを使ってもこの程度の写真しか撮れない。
いわゆる撮って出し(無加工という意味)。
このバッタは1cmくらいしかなかったので、最も近くにピントを固定してもここまでしか近づけなかった。
この写真、まぁ悪くはないが晴天の午前中に撮ってこの程度でしかない。
気軽に持ち歩いて、撮りたい写真があったら一応撮れる、くらいの程度だろう。
正直な話、もう少しでもまともな写真が撮れるなら何枚も撮っただろうが、このバッタの写真を3枚撮って最も良かった写真でこれなので、これ以上撮る気にはなれなかった。
とにかく、邪魔にならずに使えることが重要なのであまりこだわった性能を求めることはできないようだ。
結果的には 思っていたよりだいぶマシ
今回購入したRakutenHand5Gは結局のところ、必要のないアプリを消してしまえば日常で使っていて何ら困ることはない。
画面が小さいので、自宅で使っていると目が痛くなるし特に大きなメリットもないが、外に持ち出すなら軽いしコンパクトなので気楽でいい。
とにかく重い作業をさせなければ、電池もまる1日持つし特に困らない端末だった。
しかし、これが元は4万円だったと考えると、よっぽどの物好きが買うのだろうな、などと思ってしまう。
要するに買った方が良いのか買わなくていいのか
個人的には、たった2,000円弱で新しい端末が手に入るなら買っておけばいいように思う。少なくとも、このRakutenHand 5Gはゴミ端末ではない。
ちゃんと使えるし、サイズ感がとてもいい。
いらないアプリを消してしまえば遅くもないし、バッテリー持ちも悪くない。
ハイレゾ再生も出来るようだし、これはこれでアリだと思う。
1円で手に入る期間がいつまで続くかわからないが、この1円販売はRakutenHandが売り切れるまで続くのではないかと勝手に予測している。
今回のレビューは特に面白みのないものになってしまったが、次のRakutenHandの記事は私の記事らしい記事になる予定だ。
端末だけでは消せないアプリを消すことが、このRakutenHandの本来の実力を発揮させるための絶対条件なのだから。
RakutenHand 5Gを買った話 は
つづく
いらないアプリを消す記事はこちら↓