さて、今回は2回目。XiaomiMi9Tがどんな特徴を持ち、どんなことに使えるのかをまとめたい。
その1 カスタムROMの話はこちらから↓
XiaomiMi9Tのスペック
大体のスペックは公式サイト等を見てもらえばわかると思うのでここでは割愛する。
XiaomiMi9T公式サイト(スペック)
Mi9Tは、評判がとてもいいとは言えないのが実情な気がしている。その理由は、外見は全く同じで、SoCが違う、Mi9TProが存在するからだろう。
今現在の価格差で言えば、2万円くらいの差があるが、Mi9TProは安かった時期に買ったら4万円くらいで手に入った。ちなみにMi9Tは3.2万円程度だ。
それにより、Mi9Tは不当な評価とも言えるレベルで、大したこと無い扱いを受けているが、実際に使ってみると、それほどひどくないことがとても良くわかる。
私は、BlackShark2という、Mi9TProと同性能の端末を持っているが、実使用でそれほどの違いは感じない。
というのも、実使用ではゲームをすることもないので、違いが感じられないのだ。
ところが。残念なところが一つだけある。
Mi9Tの残念なところ
この端末の残念なところは、カメラの処置速度が遅いために、良い写真を撮ることがかなり難しくなることだ。
BlackShark2でも、Googleカメラを入れてrawとHDR拡張をすると、処理が重くて数枚しか写真が撮れないこともよくあった。Mi9Tの場合は、Googleカメラを入れるとそもそも一枚も撮れない事もあった。なんとか工夫して撮ることは出来るが、完全に満足できるものではない。
しかし、DerpFestに入っている、ANXカメラを使ってみると、これがなかなか良く、一応満足できる写真が撮れた。私は主にトンボの写真が撮りたいためにスマートフォンのカメラを使用しているが、今年はまだトンボには出会っていないので、これからどの程度うまく撮れるかがわかってくるだろう。
Mi9Tの良いところ
このMi9Tは、特に困ることがない。なので、家の中でしか使用しないなら、かなり多くの人にオススメできる端末だ。画面も大きいし、SoCの処理速度も(写真の処理以外は)なんの問題もない。
なぜこの端末をみんなが選ばないのか不思議に思うレベルだ。ただし、確実にカスタムROMを入れないと使いにくいだろうと個人的にはすごく思う。MIUIという選択肢は絶対にありえない。
フロントカメラが仕舞われる価値
個人的にはフロントカメラが本体に仕舞われて、ノッチやパンチホールのないフルスクリーンディスプレイになるからこのMi9Tを選んだわけであるが、これがとても良かったし満足できる。
世の中には、ノッチやパンチホールがあっても特に気にならないという人のほうが多いのかもしれないが、気になる人は避けたほうが良いと思う。
私自身も、初代ノッチ機Essential Phone PH-1を2機も所持しているが、ハッキリ言ってノッチは無いほうが良いと思っているし、Essential Phoneより広いノッチがある端末(Pixel3XLやZenfoneMAXProM2など)は購入の対象には全くならなかった。
というか、Essential Phoneしか、ディスプレイに邪魔者が存在する端末を買っていない。これからも、フルスクリーンディスプレイ機を選ぶことになるだろう。
ちなみに、パンチホールは以ての外だ。絶対に選ばない。というか、あのディスプレイで動画を見たら、確実に酔う。
Mi9T外観
これに関しても、ほぼ満足している。私はGlacier Blueを選択したが、裏面がものすごく美しい。このブログではいつも書いているが、中華スマホは裏面が確実に美しい。このMi9Tはキラキラしている。ブルーもレッドも、完全に子どもっぽいといえばその通りかもしれないが、スマートフォンの裏面はカーボンパターン(それもウソモノカーボン)である必要はないと思っている。
そして、キラキラが好きで買っていると言っても、過言ではない。キラキラ動画を録ったが、このブログではアップできないらしいので他で探して欲しい。
外観において、残念なところが一つだけ。裏面カメラ部分が、本体から飛び出していて出っ張っている。出っ張っている事自体にはそれほど問題はないが、LEDフラッシュの部分は出っ張っておらず、本体に付属しているケースをつけるとそこだけ凹んでいることになる。それだけが、とても気になってしまう。右手親指がちょうどLEDフラッシュの上に来るので、そもそもカメラを端末真ん中に配置していることが間違いなような気がする。
Mi9Tまとめ
Mi9Tの特徴はこんなところだ。他のサイトでもいろいろな紹介がされていると思うので、色んなサイトに行ってMi9Tの良さを知ってほしい。
私はこの端末が(カスタムROMを入れたら)とても良い端末だと思っているし、多くの方にオススメしたいと思っている。今ならまだ、Amazonでも普通に手に入るので、購入を検討している方は急いだほうが良いだろう。
ちなみに、初期搭載OSがAndoroid9Pie(以下)なことに大きな意味があるらしいので、その辺りもまたこのブログに書いていこうかと思う。
XiaomiMi9Tがついに届いた話は
つづく(たぶん)