BlackShark2とXiaomiMi9TProを交換した話は以前に書いた。
BlackShark2↔Mi9TPro交換記事はこちらから↓
早いもので、Mi9TProを受け取ってから昨日でちょうど1ヶ月が経った。
ただし、それは受け取ってからの話であり、私自身がまともにMi9TProと過ごした時間とは少し違う。
これから、私とMi9TProの長きにわたる苦戦の日々を書いていこうと思う。
Mi9TProの壁
さて、このMi9TProだが、以前のオーナーから最新のMIUI12の状態で発送してもらった。もともとはカスタムROMのひとつであるPixelExperienceの状態のまま発送して貰う予定だったのだが、データ消去がうまくいかなかったとかで、それなら標準ストックROMの状態で発送してもらえればいいと思ったので、ブートローダーアンロック済の状態で発送してもらった。
無事にBlackShark2を発送し、相手方に届いた。そして、Mi9TProもしっかりこちらに届いた。
届いてすぐにMi9TProを立ち上げたのだが、即初期化をしたかったのでどういう方法で初期化したのかは忘れたが、とにかくすぐに初期化した。
これが、まず第一の間違いの始まりであった。
初期化後、起動するとパスワードを求められた。なんのパスワードかと言えば、前ユーザーのMiアカウントのパスワードだ。前ユーザーに連絡し、パスワードを聞く。
パスワードを入力するが、開かない。
もう一度聞く、
入力する。
開かない。
何度もやってみるが、
開かない。
もう一度聞いてみると、パスワードが間違っていたようだ。
入力する。
『SIMカードを挿入してください』と表示される。
自分の持つSIMカードを入れてやってみるが、開かない。
Miアカウントを持っている方はきっとご存知だろうが、Miアカウントは登録した電話番号と同じ番号のSIMカードを挿入しない限り、ログイン出来ないのだ。
終わった。
もう、このMi9TProはここにある限り永久にロック解除出来ない。と思った。
Mi9TProをこじ開けたい なんとしても
その後、もう一度初期化して、同じことをやってみた。Mi9TProとBlackShark2を交換してくれた前オーナーさんは、開けられなかったらこっちに送ってくださいと言ってくださるので、自分が物理的に壊してしまわなければ大丈夫だと思い、何度でもやってみるつもりだった。とにかく壊さないように。
今までの経験から、fastbootモードでさえ立ち上がればなんとかなることを知っていたので、とにかくやってみる。
初期化は問題なく成功するのだが、パスワード入力画面に戻ってしまう。結局、これはもう諦めるしか無いのかもしれない。
ということで、埒が明かないのでその日は終了した。
Xiaomi Mi 9T Proを手に入れてからの話 は
つづく
第2夜はこちら↓