今日は面白い夢を見た。
住んでいる街の、歩道橋の先に面白い土地があって、そこにたどり着くために誰にも見つからずに行こうと思ったという話。
その土地は立入禁止みたいな雰囲気の場所だった。だからこそ、誰にも見つからずに行きたかった。
その場所に行くための歩道橋は街の人がいつも通っている歩道橋で、その歩道橋でを通って目的の場所に行くよりも通らずに行った方が速くて安全な気がした。その場所にたどり着くには、歩道橋を通っていっても結構な時間がかかったのだ。
それを家族に話すと、母が面白そうだからついて行くと言った。
歩道橋を渡らずに行くためには、みんながいつも通らない道を行く。道と言っても一本道があるわけではないし、たどり着けるかどうかはわからなかった。ただの予想で歩くだけだからだ。
家を出発し、歩道橋の前まで誰も通らない道で行く。
その道が、実は結構困難な道だった。
最初は、コンクリート造りの道で、左側は森で右側は何らかの建物。
道の天井が低く、木の柱が道にいくつも立っていてとても歩きにくかった。左側は開けていたので明るい。右側は何らかの建物が建っているようだが、人が住むものとは違うようだ。
でも、数分歩いていくと、そのあるきにくい道にテーブルと椅子が置いてある。なんとか座れる程度の、狭い場所に。
まさか人が歩くとは思えない場所なのに。ここは歩いてもいい場所なんだと思った。
そしてまた数分歩いていくと、今度は右側の建物に人の気配が。
窓があり、外が見えるようになっている。かなりびっくりした。普通にそこに人が住んでいたのだ。ここは地下みたいなものだ。そんなところに人が住んでいたとは。住んでいるのは工事現場で働くようなおっちゃんたち。と、その家族。
自分たちは勝手にそこに侵入していることになるので、その人達にバレないようにかがんでそのまま道を進んだ。
木でできた道から、今度はまたコンクリート造りの道になった。
フェンスがあったりして、歩きにくい。でももうここまで来たからには引き返せないので、フェンスを超えて歩いた。たまに建物の外側に出て歩いたが、なんとか乗り越えることが出来た。
そこは乗り越えられたのだが、また人が住んでいる場所に出てしまった。バレないようにと思ったが、今度は直ぐにバレそうだ。何しろ、私たちは廊下を歩いているようなもので、こちら側は中からガラス越しにしっかり見えてしまっている。
結局、外を歩く人達としてすぐバレた。だが、特に怪しいとは思われなかったようでそのまま問題なく進めた。
少し歩くと、先にドアがあってもう建物の中に入るしかなかったので入った。そこからは外側には出られず、それしか道はなかったからだ。中に入ると、廊下になっていて、右に曲がると左側にまたドアがあったので外に出られるかと思って開けたらそこは風呂だった。何人か小学生くらいの男の子たちががギャアギャアと風呂に入っていた。すぐにドアを締めたが、今度は廊下に、中学時代にお世話になった先生に会ったのだ。そこは共同で人が住んでいて、先生の他にも同級生も何人かその建物に住んでいた。風呂は一緒に先程の大きい風呂に入っているらしい。その先生はすでに風呂に入ったあとのようだった。
そこで、先生に話し、外側から行く道はないかと聴いたが、わからないと言っていた。だが、そこで同級生も一緒に行くと言ったので、その同級生と一緒に道を進む。とにかく外に出なくては意味がなかったので廊下を進むとなんとか外には出ることが出来た。それはとても歩きにくい、道とは言えないような道だったが…3人で歩きにくい建物の外側をなんとか歩く。今度の道建物の外をフェンスの内側に捕まりながら歩くだけのもの。
その道を行くと、今度はホテルのような場所に出る。ホテルマンがいそいそと働いており、バレないようにコソコソと道を進む。
コソコソと進んでいくと、今度はそのホテルにご近所さんが泊まっていた。そのご近所さんは、日本の伝統楽器の演奏者で、どこかに呼ばれたりしてホテルに泊まっていたのかもしれない。とにかくそこも、そそくさと通り抜ける。バレたら恥ずかしいからだ。
その先はドアがあり、開けてみると先に進めるようだったのでそのまま先に進む。ベランダのような道が続いたが、数分でその道は行き止まりとなる。もう建物の外に出るしかない。
外を見てみると、通れなくもなさそうな道。そして、歩道橋に差し掛かっているらしく、下はもうない。というか、下には車道がある。
とにかく恐る恐る通る。だが、その先にはもう通れそうな道はない。
一旦進んでみると、下に抜ける穴があり、金属製のはしごもあるとにかく下に降りてみる。
そうすると、体育倉庫なのかいろいろなものが置いてあった。進む先には食事を作る場所なのか、マスクと白い布の三角巾を被ったおばちゃんたちが働いている。給食センターの配達のおばちゃんたちと同じスタイルだ。だから食事を作っている場所だと思った。
3人で倉庫にいると、ガラス張りの向こうから、一人のおばちゃんに見つかってしまった。事情を話すと、回転する三本の登り棒を登れば、フェンスの外に出られるということで、外に出ようとした。
そうしたら、目が覚めてしまった。
明日に続く
かもしれない?