Gadget&LifeStyle Blog

スマートフォンのカスタムROM化がメイン。その他LIFE STYLEに関する記事など。

AICP16.1をcrDroid7.4に変えた話

今回は、raphael(Xiaomi Mi9T Pro)をAndroid11ベースのAndroid Ice Cold Project 16.1から同じくAndroid11ベースのcrDroid7.4に変えた話。

 いつものことだが、全て自己責任でやってほしい。

 

 

 

 

AICP16.1からcrDroid7.4に変えた理由

もともとraphaelには、DerpFestを入れていたのだが、DerpFestのアップデートが停止されてからはAICP15.0を入れていた。

そのAICP15.0が非公式にAndroid11ベースに変わっていた(15.0も16.1も作成者は同じ)ので、15.0から16.1にしていた。

だが、その16.1は1月からアップデートが無くなってしまったので、新しく出たcrDroidの7.4にしたのだ。

 

crDroidはOfficialなので、これからもしばらくはアップデートされていくはずだ。今のところはリリースされただけなのでアップデートは一度も配信されてはいないが。

 

 

AICPからcrDroidに変える前に行ったこと

同じAndroidバージョンからのカスタムROMの変更は、運が良ければデータをwipeしなくても移行できる可能性がある、ということを過去に学んでいたので、一応は全てのデータやアプリのバックアップを取った。

データはPCとクラウド(pCloudを利用している)にコピーし、アプリとアプリのデータはroot化しているraphaelだったのでTitaniumBackupで必要な全てのアプリをバックアップし、PCとクラウドにコピーしておいた。

 

基本的に画像などのデータはカスタムROMを入れ替えるときも消えることはないが、念のためにバックアップを取っておく。ちなみにLineageOSや/e/ROMを入れるときは画像などのデータもすべて消える(ことしか経験がない)のでバックアップは確実にとっておくことをオススメする。TWRPからカスタムROMの書き換えなら、基本的には消さなくて済む。

 

どちらにしても、うまく行けばバックアップなど必要はないが、万が一のためにバックアップを取っておくといつか役に立つ時が来るかもしれない。

全てをバックアップしたら次に進む

 

 

TWRPでcrDroid7.4を焼く

TWRPを立ち上げ【消去】から【高度な消去】を選択し、次のように選択する。

f:id:Titanim:20210318144651p:plain

まずはwipe

このとき、wipeするのはSystemだけでも良いのだが、ついでなのでcacheも一緒にwipeしておけば良い。cacheをためていても良いことばかりではないからだ。

 

System以外もwipeする理由はこちらの記事から↓

7800titanim.hateblo.jp

 

スワイプで消去する。

 

終わったら一度【リカバリ】を選んで再起動する。

f:id:Titanim:20210318144802p:plain

リカバリを必ず選択すること

 

TWRPが再び立ち上がったら【インストール】からcrDroid7.4を選択してスワイプする。

f:id:Titanim:20210318144905p:plain

これを書き込む

書き込みが終わったらついでにWipe cashe/Dalvikを選択しスワイプする。

これもやらなくても問題はないが、やっておいたほうが良さそうだ。

 

次に、多分これは特に意味がないことだが、再起動で一度【リカバリ】を選択して再起動しTWRPが無事に立ち上がったら【システム】で再起動する。

一度リカバリで再起動するのは、カスタムROMを焼くと、TWRPでは立ち上がらなくなることが稀にあるからだ。基本的にはLineage等のカスタムROMのみだが。

 

これでうまく行っていれば画像などのデータも、アプリの設定などもそのままの状態で起動できるはずだ。

壁紙もアプリの配置も全て残ったまま異なるカスタムROMに移行できるなら、楽でとても良い。うまく起動でき、問題なく動くのか。

 

 

crDroid7.4は無事に起動できたのか

AICPからの移行はうまく行ったようで、現在まで特に問題は起きていない。アプリもそのままでcrDroidに変更することができた。

今回はうまく行ったので、特に困ることもなく移行することが出来た。

 

 

crDroid7.4は使いやすいのか

もともとcrDroidはdavinciでも使用している。

なので使え慣れているし、その上AICPとcrDroidは中身も似ている。なので、特に困ることもなく使えた。

今のところ不具合もなく、うまく行った。

ただし、私の端末でうまく行ったからといって、他の端末でうまくいくかどうかは全くわからない。

気になる方はとりあえずやってみるといいだろう。

重要なのは、しっかりとバックアップをとってからやってみるということだ。なぜなら、バックアップをさえあればスマートフォンを元に戻すことはそれほど難しいことではないからだ。

 

 

ということで、問題なくAICPからcrDroidに変更は完了した。

f:id:Titanim:20210320171523p:plain

Xiaomi Mi 9T Pro (raphael) crDroid 7.4

 

 

 

 

おわり

 

 

 

#Mi9TPro

#AICP

#crDroid

#カスタムROM