『ハーメルンの笛吹き男』を知っていますか。
この話は、1284年6月26日にドイツのハーメルンで本当にあった事件とされています。
ハーメルンの笛吹き男のあらすじ
1284年のハーメルンでは、ネズミが大量発生し、街の住人は困っていた。そこに、笛を持った男が現れ、報酬をくれるならネズミを追い払ってもいい。と言いました。
住人たちは、ネズミがいなくなるならと、報酬を払うと約束したのです。
その笛吹き男は、この笛でネズミを川に沈め溺死させてしまいました。
街からはネズミが消えましたが、住人たちは笛吹き男に報酬を払いませんでした。
笛吹き男に、嘘をついたのです。
笛吹き男は、一旦街を去りました。
そして笛吹き男は、6月26日に笛を吹きながらハーメルンに戻ってきたのです。
街の子どもたちは笛の音に誘われて、ほぼ全員、笛吹き男についていきました。
笛吹き男と子どもたちは、街の近くにある丘に向かい、洞窟の中に隠れてしまいます。そして、その後笛吹き男も子どもたちも二度と帰らなかったというお話です。
街の住人たちは、この男のことをどう思ったでしょうか。
ネズミを追い払ってくれたのに報酬を与えなかったことを後悔したでしょうか。
子どもを奪われたことで、悲しい思いをしたでしょうか。
そもそも、このお話、本当に本当の話かどうかはわかりません。
私は個人的に、こういう話は半分信じて半分信じない、というスタイルで話を聴いています。
この話の場合、信じようが信じなかろうが、今の人生にあまり関係がないからです。
6月26日。
今日です。736年前のドイツ ハーメルンで、本当にそんな出来事があったのでしょうか。
見に行けるなら、行ってみたい気持ちもあるような、無いような。
今日は、そんな『ハーメルンの笛吹き男』の話でした。
おわり